新 仁義なき戦い/謀殺 〜初日・舞台挨拶レポ〜
                                      2003/02/15 in 池袋シネマサンシャイン&新宿ジョイシネマ3
 2月15日、朝の東京は快晴。前日より池袋入りしていた管理者姉妹が、池袋シネマサンシャインに到着したのは8時30分少し前。既にシャッターは開いているものの、人影は若い女性が2名のみ。“もっと・並んでいると思ったのに…”と、少々肩透かしを食らいつつ、チケットの販売窓口前に並んでいると、にこやかに映画館のお兄さん登場。 「『仁義なき戦い』の舞台挨拶にお越しですか?」との問いに、“映画は…?”と思いつつも、「そうでぇ〜す」と返事。すると、「では、4階にお並び戴いていますので、エレベーターで4階にお上がり下さい。」と。あらら…やっぱり並んでるよ!!…急ぎ、4階へ。そこには既に30人位の方(ほとんど・女性)が階段を利用して列を作っておられました。もちろん、私達も列に加わり・この日ご一緒する予定のtakumiさん・りつこさんに状況を連絡。その後も列には若い女性がどんどん・加わります。“ヤクザ映画で…これってあり?”と、自分のことを高ぁい棚に上げて思いつつ、待つこと1時間で映画館がオープン。無事合流できたtakumiさん・りつこさんと共に、前から4列目に陣取り(それより前は、克典さんファンに占拠されました…)、プレスこと“豪華なチラシ”を手に今か・今かと待つのは、もちろん我らが純大さん!!

 おっと…その前に、映画の上映です。内容の方は、映画をご覧になった方はもちろん・ご覧で無い方も、既に掲示板等でご存知の通り…とにかく、純大さん演じる大野さんのカッコイイこと!!上映終了後も、暫くは興奮冷めやらぬ4人。しかし、のん気に感慨にひたってはおられません。私達には全ての純大ファン代表して、声援を送る使命があります(?)。どう声を掛けるか??打ち合わせる4人。なんだか・ドキドキしてきました。

 さあ、いよいよ第1回目の舞台挨拶の始まり。女性司会者の進行のもと、一番最初に姿をお見せになったのは、穏やかな風貌の橋本一監督。続いて小林稔侍さん。さすが!の風格・存在感に、観客席からどよめきがおこりました。更に、主演の高橋克典さん・高知東生さん(もちろん・それぞれのファンの皆さんの声援が飛びます)。そして、最後に我らが純大さんの登場。黒地に細い白のストライプが入ったスーツに白いシャツ(上から二つボタンを外すのはお約束…)、手にはマイクを持って颯爽と舞台に上がられました。いやあ…ステキです!!
(ここで場内に響くは我々の“せ〜の、純大さぁん!!”の声。克典さん&東生さんファンには負けない!!と、頑張らせて戴きました。)

 で・まずは橋本監督のご挨拶。撮影が始まった当初はお食事も喉を通らなかったそうですが、それも暫くのことと。いやぁ・ナカナカ頼もしい・若き監督さんでございます。そして、続いて出演者のトップバッターが純大さんでした(…あ、それで純大さんがマイク持ってたんだぁ…と納得)。
司会 皆さんにご挨拶を…。
純大さん 今回、大野役をやらせて戴いた山田純大です。…僕は、時代劇をやりながら、この作品を平行してやっていましたので、そのギャップが楽しくて、思い切りやれました。
司会 山田さんといえばラストシーンが見物ですね。男の悲しさを表現されていましたが…。
純大さん あまり、そういうことは考えていなかったんですけど。ああなっちゃたと言う感じで…。本当に克典さんがリードして下さったんですよ。本当は、こっちがリードしなくちゃいけないというか・意識を高めて…ガツンと行かないといけなかったんですが…テストの時から、克典さんに、いろいろやって戴いて…。
 …なんか、純大さんてば・謙遜しちゃってぇ…。もちろん、克典さんもとても素晴らしかったですが、あのシーンを盛り上げたのは・やっぱ純大さんですよね。う〜ん、ファンとしちゃ・もっと威張って欲しかったような…。でも・そんな、謙虚なところも、大好きですなんですね。

 全体としては、ちょっと短めの舞台挨拶でした(…後がありますからね)。あ、途中ね…何気に観客席を見回しておられた純大さんの眼が、一瞬私達のところで止まったんです。我が妹が首の下あたりでずっとヒラヒラさせていた「山田純大応援サイト」の紙がお眼に止まったような…??そして・次の瞬間、純大さんはとても優しい微笑みとともに、小さく会釈して下さいました。

 さて、純大さん達のお姿がドアの向こうに消えるや・私達は映画館を後に、JR池袋駅へダッシュ!!一路・新宿ジョイシネマ3を目指しました。が・実は4人中3人が地理不案内な大阪人…。関東在住のりつこさんも、ハッキリは映画館の場所が判っていない状況…。頼りはtakumiさんの地図とりつこさんの記憶と管理者1の野生の感…(笑)。まず・最初の目印は、新宿駅東口付近の交番と新宿アルタ。ところが・この東口が判らない!!4人、時計と睨めっこしながら少々焦り気味…。それでも何とか交番発見!アルタも発見!!…じゃあ、こっちだと言うりつこさんを先頭に、土曜の昼下がり…新宿に憩う人々の間を猛スピードで掻き分けて(皆さん・ビックリさせて申し訳ありませんでした)ジョイシネマへ。なんとか・舞台挨拶開始の10分前に、映画館前に到着致しました(ゼィゼィ…)。

 さて、2回目の舞台挨拶。こちらには、マスコミの取材が入っています。では!とばかりに、池袋よりも大きな声でやっちゃいましたよ。
  「せ〜っぇのぉ・純っ大さぁ〜ん!!…と。
 純大さん、舞台の上で…軽く仰け反られたような…?(そら・まあ…さっきの…池袋と同じ声がまた掛かれば・驚くわな…)小林さん他の方にも笑われ、客席からも笑い声。止めに・司会さんに“純大さんコールも掛かっておりますね”との言葉を引っ張り出しました。やった本人達は、宣伝効果バッチリと、満足していましたが…ひょっとして・純大さん…恥ずかしかったかしら??

 まず、最初のご挨拶です。
純大さん 撮影初日謙さんと克典さんに食事に連れて行ってもらったのですが、お二人ともスゴク芝居の話で盛り上がっておられて、この凄い人たちの間で、僕は何をしたらいいのかな…いつも考えて、現場に望んでいました。 謙さんは、とにかく何をするか判らない親分で、味方でもどこから何が飛んで来るかいつ殴られたり蹴られたりするかわからない感じでした。今回、こういう映画は初めてだったんですが、良い経験になりました。本当にありがとうございました。
 ひととおりご挨拶が終わった後、さらにお一人づつ質問が続きます。で、会場にはマイクが2本しかありませんでね。1本は司会の方が持っているでしょう。だから、もう1本(純大さんが舞台に持ってこられたヤツね)が監督さん以下出演者の皆さんの間を行ったり来たり…。純大さんへの質問が始まった時は、マイクは純大さんから一番遠いところへ旅立って(笑)いました。もちろん、スグにマイクは順に送られてくる…と思いきや、いきなりマイクを放うり投げられた純大さん。ナイスキャッチして、苦笑い。下の第一声に続きます。
純大さん こういう現場でした。…本当に…何をされるか判らないんです。実は・僕だけ謙さんに殴られていないんです。藤巻組で子分に気合を入れると張り手食らわすシーンがあるのですが、覚えていらっしゃいますか…?
司会 あ…ちょっと、まだ映画を見ていない方も…。(ちょこっとアセる司会さん…)
純大さん …あ・すいません…(かなりアセる純大さん…)
司会 あ…でも、大丈夫ですよ。
純大さん 謙さんの視界に入らないようにしていて、殴られないで済んだのですが…その後、首絞められました…ハイ。
司会 それは、個人的に・意図的に殴られないようにしておられたんですか?
純大さん 役的にも殴られちゃいけないかなと思ったんです。… 本当に役に入っておられたので…」
(と、突然・場内に“パキ!!”と異様な音が響きました。音響の調子が悪いようで…。で・純大さん、ちょっと怖そうに首をすくめる感じで
「なにされるかわからない…いきなり
(ここでも・タイミングよく“ペキ!!”.。純大さん苦笑しながら)こんな感じで、首も絞められました。
司会 山田さんといえば、ラストシーンが素晴らしかったですね…(会場・拍手〜!!)
純大さん あのシーンは、僕は思い切り、やってただけで、克典さんがリードして下さって、僕は思い切りやることが出来ました。
 舞台挨拶の最後にマスコミの写真撮影が行なわれたのですが、ここで・驚くことがありました。撮影が始まったとたん、純大さんが舞台からいなくなってしまったのです。それも・一瞬にして…!!…つまり、ね。カメラのフラッシュが閃く寸前、純大さんが「大野さん」に変わったんです。眼の光・表情・立ち方…完全に大野さん。それまでの、穏やかで優しい笑顔の好青年の面影は何処にも感じられませんでした…。この人の・こういうところが、ホント・タマラナイんだなぁ…!!

 そして、全てが終了して舞台を降りられた純大さん、もう一度“純大さぁん!!”と叫ぶ4人の方を振り返り、手を振って下さった彼の君の瞳には、再び優しい微笑が宿っていました。

 舞台挨拶終了後…。去りがたく、映画館前に佇んでいると、通用口と思しきドア近くに2台の車が横付けされました。おそらく、舞浜で行なわれる3回目の舞台挨拶には出席されない小林さんと純大さんのためのものでしょう…。そう思って見ていると、程なく純大さんが出ておいでになり、周囲に爽やかな笑顔を残して車に乗り込み、映画館を後にされました。きっと、“格さん”の帰りを待っている『水戸黄門』・最終回の撮影現場に向かわれたことでしょう(聞くところによると、『水戸黄門』の撮影が詰まってて、純大さん・本当は舞台挨拶に出席できる状態ではなかったそうです。でも、“どうしても出てくれ!!”と、無理矢理スケジュールの調整をさせられたとか…)。

 これにて、純大さん・『新・仁義なき戦い−謀殺−』の舞台挨拶は完全終了。帰り道、純大さんが乗られたのと同じ色の車(タクシー、ね)を見つけると、純大さんは・とうに行っちゃったことは判っていても、ついつい車の中をのぞき込んでしまいました(苦笑)。

 最後になりましたが、他の出演者の方のお話です。…純大さんに比べて、かなり端折っておりますが…なにせ、舞台挨拶翌日に「格さん卒業」報道ですから…。頭の中から細かい事は吹っ飛びました。ご了解ください!!
小林さん  小林さん、客席の8〜9割を占める女性客をしきりに不思議がっりつつ、“どうして彼氏を連れてこないの?この倍になるのに…”と、カワイイ(失礼!)笑顔でおっしゃっていました。でも・小林さん、ソレは無理ですよ。皆・お目当ては違っても、それぞれに大好きな王子様目当てに来ているのです。彼氏なんか連れてくるハズ無いですよ(…私の場合・連れて行く彼氏がいませんが…)。
 また、役作りについて問われ、“役作りとかなんとおっしゃる方がいますが、僕は・芝居は性格の延長線上にあると思います。”とも、お話でした。さすが〜、と思う深いお言葉ですよね…。そして、その言葉を頷かれながら聞いておられた純大さんが印象的でした。
東生さん  東生さんの『仁義〜』の感想…。それは一言“痛かった!!”と。そうですよねぇ。メチャクチャな目にお会いでしたもの…。“頭は瘤だらけ。脳震盪寸前”だったそうです。高橋さんに“思い切り行って良いか?と聞かれ、良いよと応えると、本当に・思い切り来られました。でも、考えてみれば自分は思い切り行く場面が無い!!”とぼやかれることしきりでした。
 あ…司会さんに“夫婦揃ってヤクザ者”と言われて“どう返答すれば?”と突っ込んだり、調子が悪くて・ピキパキうるさい音響に“コラ!!”って怒ったり…。お茶目な表情が満載でした。
高橋さん  高橋さん、『仁義〜』への出演が決まった時、ドキュメンタリーの撮影でロシアに行かれていたそうなんですが、その滞在先に長ぁ〜いFAXが送られてきたそうです(脚本?)。それをご覧になった高橋さん、ご自分が演じられる役を「矢萩さん」じゃなくて、「藤巻さん」だと勘違いされたそうです。で、“どんな風に暴れようか!?”と早速・役作りに励んでおられたそうで…。でも、東京に帰ってきたら、逆…。一から役作り変更だったとか。ご苦労様でした(何故、FAXに一言添えてあげないの??)
 それから、撮影で滞在中の京都のホテルでのこと。ラウンジで渡辺謙さんと映画のお話をされておられたんだそうですが、実はそのラウンジには・その筋の「本職」の方々がおいでだったそうで。でも、本職さん…。高橋さんと渡辺さんの迫力に押されてしまっておられたそうな…。矢萩さん、藤巻さん…!凄すぎます!!

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